都心の電車にはトイレがない
地方の鉄道や特急列車には大抵車内にトイレがあります。
しかし、都市部などの短距離で降りる人が多い路線では、トイレがついていないことも多いです。
駅間も短いことが多いですし、駅のトイレを使っても次の列車がすぐに来れば大した問題はありません。
しかしながら、トイレが車内にないにも関わらず長時間ドアが開かない列車があります。
京急 モーニング・ウィング号 上大岡→品川
最も時間がかかるモーニング・ウィング5号(品川行)の場合
実に40分間ノンストップです。なお、モーニング・ウィング3号にはトイレがついている号車があります。三浦海岸・横須賀中央から乗車した場合のみ、利用できます。
京王ライナー 明大前→高尾山口
最も時間がかかる京王ライナー3号(高尾山口行)の場合
40分間ノンストップです。
なお、上り列車は高尾山口から明大前までの間で途中7駅も停まりますので、長時間ドアが開かないことはありません。
京阪 快速特急「洛楽」七条〜京橋
最も時間がかかる平日の「淀屋橋行(出町柳18:49発)」の場合
35分間ノンストップです。
JR東日本 京葉線 通勤快速 蘇我〜新木場
時間がかかる上り列車の場合
32分間ノンストップです。平日のみの運転です。
JR東日本 中央線 通勤特快 国分寺→新宿

例えば「東京行(青梅6:35発)」の場合
27分間ノンストップです。平日上りのみの運転です。
なお、最近はトイレが順次設置されていますので、トイレ付きの車両のことも多くなりました。
阪急 京とれいん 桂〜淡路
例えば「京都河原町行(大阪梅田9:32発)」の場合
上り・下りともに26分間ノンストップです。土休日のみの運転です。
大きく2つに分かれる
他にもあるかもしれませんが、、、
ここまでの列車を見ていくと
①ラッシュ時間帯の長距離通勤のための優等列車 と ②土休日のみ運転する行楽列車
の2つに分かれます。どちらも、本数がそれほど多くないため、トイレ設備を設置する気がないということでしょうか。