列車別改札とは?

きっぷ
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そもそも改札とは?

旅客が携帯している乗車券類が有効かどうかを確認することを「改札」といいます。

日本民営鉄道協会

ざっくり言うと、客がもっているきっぷが正当なものか確認し、使用中の印をつけるか、使用済みのものを回収する行為です。

「自動改札」は、これを機械がやっているものですね。

列車別改札とは?

自動改札ではない、有人改札の駅では、安全上の観点から、列車に乗らない人を不必要にホームに留めておきたくありません。また、少人数で運営している駅も多いため、バラバラ改札をするよりかは、改札はまとめて行いたいものです。

そのため、列車の発車時刻が近づいたら、改札を行い、その列車で有効なきっぷを持っている客のみホームに通すということを行います。これが「列車別改札」です。

その際、改札を行っている対象の列車は、電光掲示板に「改札中」と表示されることがあります。

普通列車を利用する場合は「乗車券」を、特急列車を利用する場合は「乗車券」に加え「特急券」を所持しているか確認されます。

どこで行われている?

特急列車が運行されるものの、本数が少ないような有人駅や、ローカル線の主要駅・終点で多く見られます。

北海道内ではよく見かけるかもしれません。北海道は寒いので、早めにホームに行きたい客はそこまで少なく、駅舎で待つことは双方合理的と言えます。

車内改札は?

駅ではなく、車内で行われるものです。無人駅が多いローカル線や、特急券など別料金が必要な路線で主に行われます。混雑する都心の通勤路線では滅多に行われません。