【日帰りも可能?】大阪万博、東京から始発で行くと何時に着ける?

おトクなきっぷ
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関東からも行きたい!

関東から、大阪・関西万博へ向かう方も多いです。

ただ、大阪の宿代は最近高騰しています。

それ以外にも、混雑する連休を避けようと思って、日帰りや始発列車で向かう方もいると思います。

そんな方に、理論値として、最大どれくらい滞在出来るか、というのを調べていきます。

ちなみに今回は省略しますが、USJを発着する路線を中心に、夜行バスが万博まで延長運転・増発しています。

2025/05/17時点の情報です。万博の混雑状況により、ダイヤが変更される可能性もあります。実際に行く際には最新の情報を改めてご確認ください。

また、こちらのサイトは筆者が手で調べています。掲載間違いがあった場合でも補償等はできかねます。

行き(飛行機)

飛行機

羽田伊丹便の始発はANAです。

ANA985便 羽田6:20発→伊丹7:25着(1時間5分)

私はJALしか乗れないという方は、JALも10分後にでます。

JAL101便 羽田6:30発→伊丹7:35着(1時間5分)

スカイメイトのセールもあるので、25歳以下は格安でいける可能性もあります。

いずれも早朝便で、大幅な遅延の可能性は高くないでしょう。

ネックなのは羽田空港の時間です。

羽田空港には慣れている人はともかく、できれば5時台には着いておきたいところです。空港リムジンバスが早朝にある地域もありますが、4時台に始発となると家では3時起きを強いられることも考えられます。

大阪(伊丹空港)到着後

直行バス

そこから先は直行バスが楽です。

(予約必要)直行バス 伊丹空港8:10発→万博西ゲート9:00着(50分)

計算上はオープンと同時に着くことは可能ですが、既にゲートには列がありますから、最速でパビリオンに向かうことはできません。

鉄道利用 東ゲート

鉄道を使いたい場合は、次のルートがあります。

(大阪モノレール)蛍池(阪急)梅田(JR大阪環状線)弁天町(地下鉄中央線)

(平日)大阪空港7:46発→夢洲8:54着(1時間8分)

(土休日)大阪空港7:42発→夢洲8:44着(1時間2分)

ただ、こちらは混雑する地下鉄中央線経由で東ゲートに到着するので、所要時間的にはあまり変わらないかもしれません。

行き(新幹線 東京駅利用)

新幹線に乗る場合は、紙の切符の方が安いこともあります。

ただ、インターネット予約である「スマートEX」は変更が簡単なので、その点ではおすすめです。

また、同じく変更ができる「EX旅パック」もおすすめです。

新幹線

東京駅の始発はのぞみ1号です。

定期のぞみ1号 東京6:00発→新大阪8:22着(2時間22分)

新大阪 到着後

JR利用 弁天町乗り換え 東ゲート

(JR京都線)大阪(JR大阪環状線)弁天町(地下鉄中央線)

新大阪8:29発→夢洲9:04着(35分)

地下鉄利用 東ゲート

(地下鉄御堂筋線)本町(地下鉄中央線)

新大阪8:31発→夢洲9:06着(35分)

エキスポライナー 西ゲート

西ゲートに向かう場合のエキスポライナーについて

平日は、すぐに乗り換えができます。桜島8:48着です。

エキスポライナー(平日) 新大阪8:30発→桜島8:48着(18分)

土休日は、すぐに乗り換えができません。品川始発の新幹線(次の章参照)をお勧めします。

行き(新幹線 品川利用)

新幹線

土休日、万博西ゲート利用で、エキスポライナーを利用したい場合は品川始発ののぞみ号がおすすめです。

定期のぞみ99号 品川6:00発→新大阪8:16着(2時間16分)

新大阪 到着後

エキスポライナー 西ゲート

平日は余裕を持ってエキスポライナーに乗り換えができます。(東京始発を参照

土休日は新大阪で4分乗り換えで、エキスポライナーに乗れます。

「いやちょっと待てよ、土休日の新大阪4分乗り換えはキツくないか」というご意見もあるでしょう。まさしくその通りです。特に列1号車寄り、自由席を利用する場合は、非常に4分乗り換えは厳しいです。

そうではなくても、普通に危ないです。

けれどこのエキスポライナーを利用する裏技があります。

それは直後の新大阪8:22発である「直通快速大阪行き」(3番線発)の利用です。

この直通快速は、大阪駅でエキスポライナーに追いつくことが可能です。終点の大阪駅では、反対側に停まってるエキスポライナーに乗り換えるだけです。

※土休日ダイヤ

直通快速 新大阪8:22発→大阪8:26着(4分)

(同一ホーム4分乗り換え)

エキスポライナー 大阪8:30発→桜島8:43着(13分)

6分乗り換えであれば、迷わずに行ければ可能かと思います。(筆者も乗り換えしましたが、止まらずに歩けば可能でした。)

荷物が多い人は厳しいので万人に勧めるわけではないです。

新幹線の車内で、あらかじめ7号車寄りのドアまで移動するのも手です。

トイレは新幹線の(できれば京都到着までに)済ませておきましょう。最近は女性専用トイレが増えた関係で、男性はトイレに待つ可能性があります。

ちなみに、直通快速に乗る際、またはエキスポライナーに乗り換える際は前寄りに乗ると、万博のバスに乗れる改札に近いです。逆に混雑を避けたければ後寄りに乗りましょう。

桜島駅からはシャトルバスに15分ほど乗ります。あらかじめ「KANSAI MaaS」と呼ばれるアプリで決済しましょう。「8時台の予約」で350円✖️人数分をあらかじめ決済しましょう。

当日、アプリ画面を出す必要がありますので、桜島駅到着前後で準備しておきましょう。なお、複数人を1台のスマホで見せて乗車することが可能です。

このように乗り継ぎすると、おおよそ9時すぎ(土休日・早くて9:10程度)には西ゲートに到着します。

行き(新幹線 新横浜利用)

新横浜まで

もっと早く行きたいなら、新横浜駅利用には新横浜始発の臨時のぞみ497号があります。(日によっては運転しなかったり、違う号数で運転することがあります。いずれにせよ新横浜駅6:03発です。)

新横浜を始発とする唯一ののぞみ号です。東京都心からは、JR横浜線利用のほかに、東急新横浜線からの乗り換えもできます。例えば東横線利用の場合、次の直通列車があります。

東横線急行 渋谷5:23発→新横浜5:48着(25分)

新幹線

定期ひかり533号 新横浜6:00発→新大阪8:13(2時間13分)(臨時のぞみ497号運転日は途中で抜かされます)

臨時のぞみ497号 新横浜6:03発→新大阪8:06(2時間3分)

新大阪到着後

桜島経由 西ゲート

(JR京都線)大阪(JR大阪環状線)西九条乗り換え(JRゆめ咲線)

(土休日)新大阪8:14発→桜島8:39着(25分)

(平日)新大阪8:14発→桜島8:38着(24分)※平日は西九条の乗り換え不要

桜島から夢洲西ゲートまで予約のシャトルバスで移動すると到着は9:00過ぎかと思われます。

ただ、土休日は前述の品川始発と5分しか変わらないので、わざわざ早朝に新横浜まで向かうメリットは薄いかもしれません。

JR利用 西九条乗り換え 東ゲート

夢洲駅の東ゲートへ向かう場合は、以下の通りです。

(JR京都線)大阪(JR大阪環状線)弁天町乗り換え(地下鉄中央線)

(平日)新大阪8:14発→夢洲8:51着(37分)

(土休日)新大阪8:14発→夢洲8:49着(35分)

地下鉄利用 東ゲート

(地下鉄御堂筋線)本町乗り換え(地下鉄中央線)

(平日)新大阪8:13発→夢洲8:51着(38分)

(土休日)新大阪8:13発→夢洲8:49着(36分)

行き(寝台特急)

サンライズ出雲・瀬戸

寝台特急という手もあります。1ヶ月前でないと、おそらく予約を取ることが困難なほど人気ですが。

ただ、寝台特急は大阪を通過し、姫路が翌朝最初の停車駅となるため、姫路から大きく戻る形になります。とはいえ、開場前には到着できます。

サンライズ出雲・瀬戸(定期列車・毎日運転) 東京21:50発→姫路5:25着

西ゲート

姫路(神戸線)大阪(大阪環状線)西九条(ゆめ咲線)桜島(バス)西ゲート

山陽姫路(山陽電鉄・阪神電車直通特急)尼崎(阪神なんば線)西九条(ゆめ咲線)桜島(バス)西ゲート

姫路到着後

JR利用 西ゲート

(JR神戸線)大阪(JR大阪環状線)西九条乗り換え(JRゆめ咲線)

(平日)姫路5:43発→桜島7:12着(1時間29分)

(土休日)姫路5:36発→桜島7:35着(1時間59分) ※西九条の乗り換えなし

JR利用 弁天町乗り換え 東ゲート

(JR神戸線)大阪(JR大阪環状線)弁天町乗り換え(地下鉄中央線)

(平日)姫路5:43発→夢洲7:24着(1時間41分)

(土休日)姫路5:36発→夢洲7:44着(2時間8分)

帰りについて

日帰りや、当日中に帰る場合、帰りの時間を考えるのは、かなり難しいところです。

なぜなら、当日の混雑状況に応じて、万博出口から地下鉄やバスに乗るのに時間がかかるためです。

いずれにせよ、万博のパビリオン終了(21時)や閉場(22時)まではいられません。

夜行バスという方法もありますが、今回は省略します。

帰り(飛行機 伊丹空港利用)

JALの最終便は次の時刻です。

JAL138便 伊丹空港20:10発→羽田空港21:20着(1時間10分)

ANAの最終便は次の時刻です。

ANA40便 伊丹空港20:20発→羽田空港21:35着(1時間15分)

直行バスの最終は、万博会場18:00発、伊丹空港1850着です。これ以降は乗り継ぎになります。

帰り(飛行機 関西空港利用)

関西空港からですと、最終は以下の通りです。

JAL228便 関西空港21:10発→羽田空港22:25着(1時間15分)

ANA98便 関西空港21:10発→羽田空港22:25着(1時間15分)

ただ、関西空港への直行バスは、以下が最後です。これ以降は乗り継ぎになります

バス 万博会場18:20発→関西空港第1ターミナル19:20着(1時間)

帰り(飛行機 神戸空港利用)

神戸空港の最終は以下の通りです。

ANA416便 神戸空港21:15発→羽田空港22:30着(1時間15分)

神戸空港への最終の直行バスは、次の時刻です。この後は、神戸三宮で乗り換えになります。

バス 万博会場18:30発→神戸空港19:48着(1時間18分)

帰り(新幹線)

最終は新幹線の方が遅いです。

最終のぞみとして有名な「のぞみ64号」は博多始発のため、自由席は混雑する可能性があります。

定期のぞみ64号 新大阪21:24発→東京23:45着(2時間21分)

混雑が予想される日(日曜日や連休終盤を中心)には、その後に「臨時のぞみ488号」が運転されます。

臨時のぞみ488号 新大阪21:30発→東京23:51着(2時間21分)

運転日にはご注意ください。こちらは新大阪始発ですので、多少座りやすいかもしれません。

新大阪までの時刻は次が考えられます。が、ゲート出口から地下鉄改札まで時間がかかることがありますので、実際にはもっと早く出るほうが良いかと思います。

(地下鉄中央線)本町乗り換え(地下鉄御堂筋線)

(平日)夢洲20:34発→新大阪21:13着(39分)

(土休日)夢洲20:36発→新大阪21:13着(37分)

帰り(寝台特急)

人気すぎてあまり予約が取れませんが、寝台特急が大阪東京間で運転しています。

サンライズ出雲・瀬戸 大阪0:33発→東京7:08着

これであれば流石に万博閉場までいられますが、到着が翌朝になってしまうので、日帰りではないですね。