関東からも行きたい!
関東から、大阪・関西万博へ向かう方も多いです。
ただ、大阪の宿代は最近高騰しています。
それ以外にも、混雑する連休を避けようと思って、日帰りや始発列車で向かう方もいると思います。
そんな方に、理論値として、最大どれくらい滞在出来るか、というのを調べていきます。

行き(飛行機)
飛行機
羽田伊丹便の始発はANAです。
ANA985便 羽田6:20発→伊丹7:25着(1時間5分)
私はJALしか乗れないという方は、JALも10分後にでます。
JAL101便 羽田6:30発→伊丹7:35着(1時間5分)
スカイメイトのセールもあるので、25歳以下は格安でいける可能性もあります。
いずれも早朝便で、大幅な遅延の可能性は高くないでしょう。
ネックなのは羽田空港の時間です。
羽田空港には慣れている人はともかく、できれば5時台には着いておきたいところです。空港リムジンバスが早朝にある地域もありますが、4時台に始発となると家では3時起きを強いられることも考えられます。
大阪(伊丹空港)到着後
直行バス
そこから先は直行バスが楽です。
(予約必要)直行バス 伊丹空港8:10発→万博西ゲート9:00着(50分)
計算上はオープンと同時に着くことは可能ですが、既にゲートには列がありますから、最速でパビリオンに向かうことはできません。
鉄道利用 東ゲート
鉄道を使いたい場合は、次のルートがあります。
(大阪モノレール)蛍池(阪急)梅田(JR大阪環状線)弁天町(地下鉄中央線)
(平日)大阪空港7:46発→夢洲8:54着(1時間8分)
(土休日)大阪空港7:42発→夢洲8:44着(1時間2分)
ただ、こちらは混雑する地下鉄中央線経由で東ゲートに到着するので、所要時間的にはあまり変わらないかもしれません。
行き(新幹線 東京駅利用)
新幹線
東京駅の始発はのぞみ1号です。
定期のぞみ1号 東京6:00発→新大阪8:22着(2時間22分)
新大阪 到着後
JR利用 弁天町乗り換え 東ゲート
(JR京都線)大阪(JR大阪環状線)弁天町(地下鉄中央線)
新大阪8:29発→夢洲9:04着(35分)
地下鉄利用 東ゲート
(地下鉄御堂筋線)本町(地下鉄中央線)
新大阪8:31発→夢洲9:06着(35分)
エキスポライナー 西ゲート
西ゲートに向かう場合のエキスポライナーについて
平日は、すぐに乗り換えができます。桜島8:48着です。
エキスポライナー(平日) 新大阪8:30発→桜島8:48着(18分)
土休日は、すぐに乗り換えができません。品川始発の新幹線(次の章参照)をお勧めします。
行き(新幹線 品川利用)
新幹線
土休日、万博西ゲート利用で、エキスポライナーを利用したい場合は品川始発ののぞみ号がおすすめです。
定期のぞみ99号 品川6:00発→新大阪8:16着(2時間16分)
新大阪 到着後
エキスポライナー 西ゲート
平日は余裕を持ってエキスポライナーに乗り換えができます。(東京始発を参照)
土休日は新大阪で4分乗り換えで、エキスポライナーに乗れます。
※エキスポライナー(土休日) 新大阪8:20発→桜島8:43着(23分)※新幹線から4分乗換
「いやちょっと待てよ、土休日の新大阪4分乗り換えはキツくないか」というご意見もあるでしょう。まさしくその通りです。特に列1号車寄り、自由席を利用する場合は、非常に4分乗り換えは厳しいです。
そうではなくても、普通に危ないです。
けれどこのエキスポライナーを利用する裏技があります。
それは直後の新大阪8:22発である「直通快速大阪行き」(3番線発)の利用です。
この直通快速は、大阪駅でエキスポライナーに追いつくことが可能です。終点の大阪駅では、反対側に停まってるエキスポライナーに乗り換えるだけです。
※土休日ダイヤ
直通快速 新大阪8:22発→大阪8:26着(4分)
(同一ホーム4分乗り換え)
エキスポライナー 大阪8:30発→桜島8:43着(13分)
このように乗り継ぎすると、おおよそ9時すぎ(土休日・早くて9:10程度)には西ゲートに到着します。
行き(新幹線 新横浜利用)
新横浜まで
もっと早く行きたいなら、新横浜駅利用には新横浜始発の臨時のぞみ497号があります。(日によっては運転しなかったり、違う号数で運転することがあります。いずれにせよ新横浜駅6:03発です。)
新横浜を始発とする唯一ののぞみ号です。東京都心からは、JR横浜線利用のほかに、東急新横浜線からの乗り換えもできます。例えば東横線利用の場合、次の直通列車があります。
東横線急行 渋谷5:23発→新横浜5:48着(25分)
新幹線
定期ひかり533号 新横浜6:00発→新大阪8:13(2時間13分)(臨時のぞみ497号運転日は途中で抜かされます)
臨時のぞみ497号 新横浜6:03発→新大阪8:06(2時間3分)
新大阪到着後
桜島経由 西ゲート
(JR京都線)大阪(JR大阪環状線)西九条乗り換え(JRゆめ咲線)
(土休日)新大阪8:14発→桜島8:39着(25分)
(平日)新大阪8:14発→桜島8:38着(24分)※平日は西九条の乗り換え不要
桜島から夢洲西ゲートまで予約のシャトルバスで移動すると到着は9:00過ぎかと思われます。
ただ、土休日は前述の品川始発と5分しか変わらないので、わざわざ早朝に新横浜まで向かうメリットは薄いかもしれません。
JR利用 西九条乗り換え 東ゲート
夢洲駅の東ゲートへ向かう場合は、以下の通りです。
(JR京都線)大阪(JR大阪環状線)弁天町乗り換え(地下鉄中央線)
(平日)新大阪8:14発→夢洲8:51着(37分)
(土休日)新大阪8:14発→夢洲8:49着(35分)
地下鉄利用 東ゲート
(地下鉄御堂筋線)本町乗り換え(地下鉄中央線)
(平日)新大阪8:13発→夢洲8:51着(38分)
(土休日)新大阪8:13発→夢洲8:49着(36分)
行き(寝台特急)
サンライズ出雲・瀬戸
寝台特急という手もあります。1ヶ月前でないと、おそらく予約を取ることが困難なほど人気ですが。
ただ、寝台特急は大阪を通過し、姫路が翌朝最初の停車駅となるため、姫路から大きく戻る形になります。とはいえ、開場前には到着できます。
サンライズ出雲・瀬戸(定期列車・毎日運転) 東京21:50発→姫路5:25着
西ゲート
姫路(神戸線)大阪(大阪環状線)西九条(ゆめ咲線)桜島(バス)西ゲート
山陽姫路(山陽電鉄・阪神電車直通特急)尼崎(阪神なんば線)西九条(ゆめ咲線)桜島(バス)西ゲート
姫路到着後
JR利用 西ゲート
(JR神戸線)大阪(JR大阪環状線)西九条乗り換え(JRゆめ咲線)
(平日)姫路5:43発→桜島7:12着(1時間29分)
(土休日)姫路5:36発→桜島7:35着(1時間59分) ※西九条の乗り換えなし
JR利用 弁天町乗り換え 東ゲート
(JR神戸線)大阪(JR大阪環状線)弁天町乗り換え(地下鉄中央線)
(平日)姫路5:43発→夢洲7:24着(1時間41分)
(土休日)姫路5:36発→夢洲7:44着(2時間8分)
帰りについて
日帰りや、当日中に帰る場合、帰りの時間を考えるのは、かなり難しいところです。
なぜなら、当日の混雑状況に応じて、万博出口から地下鉄やバスに乗るのに時間がかかるためです。
いずれにせよ、万博のパビリオン終了(21時)や閉場(22時)まではいられません。
夜行バスという方法もありますが、今回は省略します。
帰り(飛行機 伊丹空港利用)
JALの最終便は次の時刻です。
JAL138便 伊丹空港20:10発→羽田空港21:20着(1時間10分)
ANAの最終便は次の時刻です。
ANA40便 伊丹空港20:20発→羽田空港21:35着(1時間15分)
直行バスの最終は、万博会場18:00発、伊丹空港1850着です。これ以降は乗り継ぎになります。
帰り(飛行機 関西空港利用)
関西空港からですと、最終は以下の通りです。
JAL228便 関西空港21:10発→羽田空港22:25着(1時間15分)
ANA98便 関西空港21:10発→羽田空港22:25着(1時間15分)
ただ、関西空港への直行バスは、以下が最後です。これ以降は乗り継ぎになります
バス 万博会場18:20発→関西空港第1ターミナル19:20着(1時間)
帰り(飛行機 神戸空港利用)
神戸空港の最終は以下の通りです。
ANA416便 神戸空港21:15発→羽田空港22:30着(1時間15分)
神戸空港への最終の直行バスは、次の時刻です。この後は、神戸三宮で乗り換えになります。
バス 万博会場18:30発→神戸空港19:48着(1時間18分)
帰り(新幹線)
最終は新幹線の方が遅いです。
最終のぞみとして有名な「のぞみ64号」は博多始発のため、自由席は混雑する可能性があります。
定期のぞみ64号 新大阪21:24発→東京23:45着(2時間21分)
混雑が予想される日(日曜日や連休終盤を中心)には、その後に「臨時のぞみ488号」が運転されます。
臨時のぞみ488号 新大阪21:30発→東京23:51着(2時間21分)
運転日にはご注意ください。こちらは新大阪始発ですので、多少座りやすいかもしれません。
新大阪までの時刻は次が考えられます。が、ゲート出口から地下鉄改札まで時間がかかることがありますので、実際にはもっと早く出るほうが良いかと思います。
(地下鉄中央線)本町乗り換え(地下鉄御堂筋線)
(平日)夢洲20:34発→新大阪21:13着(39分)
(土休日)夢洲20:36発→新大阪21:13着(37分)
帰り(寝台特急)
人気すぎてあまり予約が取れませんが、寝台特急が大阪東京間で運転しています。
サンライズ出雲・瀬戸 大阪0:33発→東京7:08着
これであれば流石に万博閉場までいられますが、到着が翌朝になってしまうので、日帰りではないですね。